「ここなら安心です。でも・・・。」

35号は悲しそうな表情で言葉を告げた。

それに続けて瞬が口を開いた。

「35号、それが俺の想像していた君だよ。ありがとう。だからこれからも、そのま」
「私、さっきかなり傷つきました。どこかって心が。固いダイヤの心のときが1番楽だったな・・・。傷つかず、1つのことに夢中になってて。綺麗なダイヤの時は、楽しくて傷ついて、本当に大変だった。」


「え?」

瞬は35号が何故そんなことを言ったのかよく分からなかった。