「だぁいじょーぶ、天才だから瞬は。エルもそれ知ってて恋人になったんだろ?」

「分かった。信じることにしとく。」


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「35号、ためしにあの戦闘機を撃ってくれ。」

瞬が命令すると、35号は左腕の方に右手を添え左手先を天に向けた。


ドン!!

手先から出した放射球は戦闘機に命中した。

「よし、上出来だ。」

それから35号は、銃弾から逃げる時、ものすごい速さで瞬をひっぱったり、空中を泳いだり、間に合わない時は、自分を犠牲にしたりした。

鉄の肌にあたる銃の音が、命がけで守ってくれてるんだな、と瞬は感じた