「な、なぁじゅ…「遥。そろそろ行った方がいいよ。100m走、始まるみたいだよ?」」 いつもとは全然違う、 いろんな意味でこわい、 にっこり笑顔で潤に そう言われてしまい、 「あ、あぁ…。行ってくる」 そう、答える他なかった。 「ねぇ遥ぁ?」 「ん?何?」 同じく100m走に出る健が、 ふと言ってきた。 「潤、なーんか変じゃない??」 健がそう言うんだしやっぱり、 潤の様子、変なんだ。