男子校に通ってます!!2【上】



「はぁ……」

ようやく、琉美が帰ると、
俺はため息をついた。












「女に恋した女…か……」

―――そのつぶやきが、まさか…
よりにもよってあいつに、
聞かれていたとは、
思ってもいなかった―…。