「堂本くん。大丈夫ですからまだ寝ててください」
「嫌だ」
「大丈夫ですよっ!」
「一緒に帰るんだから、遅くなったら困る」
と言って、淡々と片付けを進めていく。
私も負けじと指示を出す。
「っていうか、送らなくてもいいんですよ?」
「俺が嫌だ」
「私なんて危なくないし・・・」
「でもいつも押して結局送ってる」
私と堂本くんはこういうやりとりをよくする。
・・・というか、私の遠慮を堂本くんが押しのけてるって感じ?
最終的にはいつも私が負けてるけど・・・。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…