普通の高校生活を送りたかったのに・・・こんな事になるなんて・・・

母「ななみー?起きてるんでしょー?ちょっといらっしゃい!!」

こんな朝っぱらからなんなのよ・・・

な「はーい。なーに。ママ。」

母「うん。それでね、大事な話があるの。」

可愛らしい顔にしわをよせながら言った

母「あのね、パパがね、アメリカに転勤することになったの。それでね、ママ、パパと離れたくないの・・・だから・・・付いていくことにしちゃった!エヘッ///」

エヘッってww。あたしはどうなんの・・・?

な「あたしは?せっかく高校に合格したのに。」

母「え?ななみは残るのよ。寮の付いてる高校に転校してもらうの。もう荷物は送っといたから。」

準備早くないっすか?
まぁ、入学したばっかで友達もまだあんまり居ないしいいや。

な「分かった。なんていう学校なの?」

母「桜坂学園っていうの。ななみの叔父さんがやってる学校よ。」

え?あそこってたしか・・・

な「ねぇ、あそこって男子校だよね?あたしが入っていいの?」

母「大丈夫よ。ちゃんと許可は取ってるから。これ制服と地図。ママはもう行くからね。パパはもう行ってるから。じゃあね、元気でね。彼氏が出来たら教えるのよー」

ガチャ。バタン。

あっというまに行ってしまった・・・

な「まぁとりあえずきがえよっ」

・・・やっばい。めっちゃ可愛い!スカートはちょっと短いけどピンクを基調とした制服ですごく可愛い

な「テンションあーがるー」

そうして私は波乱な学校生活を送ることになった・・・