さよなら...愛してる。



翔汰の部屋に入った。

「男の子の部屋って感じ…笑」

「オレは男ですけど。」

「知ってるよっ!!
 翔汰が女だったら…好きになってないもん……。」

好きになってないもん…という言葉で、声がすんごく小さくなってしまった。

「でっかい声で言ってみ~っ??笑」

「い…言わないっ!!!」



翔汰は、飲み物を買いに行った。
1、2分で帰ってきたけど。


そして、少しの沈黙が続き…


「オレ、美久がすっげぇ好きだ。」



「……私も、翔汰が好きだよ??」



そして、そっとキスをした。


キスをしていると、口の中に暖かい物が入ってきた。


………?!


そのキスはさらに激しくなっていく。


息苦しくなってくる……。

その苦しさから解放されたとき、

「美久……オレ、美久と…ヤりたい。
 ……ホント、エロいヤツみたいに思われるかもしれねぇ…
 でも、オレ…美久が大好きなんだ…。」


「………いいよ??
 私も翔汰のコト、もっと知りたい……。」



私達は、さらに強く抱きしめあった。