星也が好きだと気づいたのは、
小4のとき。


最初はまさかと思ったけど…。


好きと気づいてから3カ月くらい経ったある日。


あたしの運命を変えた日。


「俺、お前が…好きだと思う」


星也の言葉からまさか
そんな言葉が出てくるとは
思わなかった。


目が合う度に喧嘩してたあたし達

だからきっと星也は
あたしのことなんて好きなわけ
ないと想ってたから…。


「えっ?!」


思わずあたしの口から出る声。


「何回も言わすな。お前といたい」

「またいつもの冗談?うざいゎ。」

あたしも冗談みたく言ったのに


星也は本気だった。


「まぁ何でもいいけど俺と付き合わね?」


「何言ってんの?!バカちゃう」


『何これ。夢?現実?』


あたしは心の中で
パニックを起こしてた。


「俺はマジで言ってんの。お前も真剣に答えろ。」


そう言われると…


「あたしも好き…」


そう言ってしまう。


そしてあたし達は付き合うことになったのです。