愛のかけら。

「百合、今日俺ん家来い。」


星也に突然言われて。


「何で?」


訳がわからなかった。


教えてくれない星也。


ただ「来い」としか言わなくて。


とりあえず星也の家に向かった。

家に着いてリビングに行くと


新一くんもいて…。


「おかえり。百合、誕生日おめでとう。」


そう言ってクラッカー鳴らしてくれたよね。


それでケーキまで用意してくれてて。


嬉しくて泣いてしまったあたしに

「泣くなっ。これからも俺らが誕生日祝ってやるからな」


って新一くん言ってくれて…


「百合は俺の妹だし」


新一くん…


この言葉すごく嬉しかったよ。


運動会のリレーで転けたときも


「百合ー諦めんなっ頑張れ!!」


って大きな声で手を振って。


クリスマスのときは


サンタさんの格好してプレゼントくれたりとか。


寒い日にはあたしの首にマフラー巻いてくれたりとか。


暑い日には冷たいジュースを
持ってきてくれたりとか。


怪我したときには

「百合ー大丈夫か?痛い?」


って手当てしてくれたりとか。


泣いてるときには話聴いてくれて頭撫でてくれたりとか。


あたしがいけないことしたときには怒ってくれたりとか。


あたしが「新一くんっ!!」って
呼んだときには必ず笑顔で
「百合。どした?」って言ってくれるとことか…


全部大好きで。


あたしの世界でたった一人の
大切なお兄ちゃんなんだよ?


だから…お願い。


傍にいて。