愛のかけら。

次の日、あたしたちはいつも通り新一くんと龍斗くんと星也と拓海あたし、詩とで登校した。


「昨日はごめんな?」


新一くんがあたしと詩の頭を撫でる。


何でこんなに落ち着くんだろ…?

「大丈夫だよ。」


精一杯の強がり。


本当は怖かった。


「何かされたらすぐ言えよ?」


「うん」


あたしたちは中学組と小学組に分かれて学校に向かった。


「行ってらっしゃい。」


あたしは新一くんと龍斗くんに言った。


「百合、行ってくんな」


「新一くん…気をつけてね?」


あたしは半泣きだ。


「百ー合。泣くなっ」


ほら…また頭撫でるでしょ?


落ち着くんだよ。


「泣いてないもん」


「はいはい。んなみんな気をつけてな」


そう言って新一くんと龍斗くんは行ってしまった。