愛のかけら。

「よかったね。女の子で。」


「こんなのあり?嬉しすぎっ」


拓海はテンションが上がってる。

「初めまして。山下 拓海。よろしくな?」


拓海は早速詩に話かけるが…




詩は無視。


それを見たクラスの子達は
詩に話かけなくなった。


「無視されてるし。」


あたしは拓海に言った。


「てかお前星也心移りするんじゃないの?」


あたしの耳元で小声で言う。


「あんた殺されたいの?」


いくら星也が女嫌いだとはいえ
心配してた。


「詩ちゃん、分からないことあったら言ってね?」


あたしは勇気を振り絞って言った

…のに無視。


「お前も無視されてるしっ」


拓海が笑ってる。


あたしはムカついたから
拓海を殴ってやった。


詩は話しかけても返事すらもしない子と思われて誰も話かけなかった。


その日の帰り道ー


「何で詩ちゃん返事しないんだろ」

あたしには分からなかった。


「ただの人見知り」


拓海はふて腐れて言う。


「もしかしたら北海道で何かあったんじゃねーの」


星也はあたし達の会話を聴いて
平然と言った。


あたしはその日から毎日


返事をしない詩に話かけた。


ずっと一人は可哀想だし。