私は藤沢陽希。
中学3年生。
私は今年受験生とゆう
めんどくさいけど
人生で一番大事な時期である。

「陽希ーおはよお。」
「おはよ!にゃんにゃん!」
にゃんにゃんは私の親友で連れだ。
彼氏とは4ヶ月続いている。
らぶらぶだと、みんな言っていた。

「ゆーちゃんと距離おくことにしたあ。」「え!!?なんづまた急に?」
「にゃんの携帯みられて喧嘩になったの」返す言葉がわからない。
どうしたらいいんだろう。

「おい、飯沼ぁ。」
隣のクラスの横田彩芽だ。
「ゆーちゃんとはサヨナラでした?」
馬鹿にした笑い方はみんなが嫌っている。私も嫌いだ。
「距離おいただけだっつーの!引っ込んでろよ、彼氏持ちだろおが!」
「悔しんでしょ?うまく行ってるやつみるとさあ。」
にゃんにゃんはキレると相当怖い。
「そんな事ないよお。陽希の恋はうまくいくよう応援してるもん。」

にゃんにゃんがキレなかった。
初めて見た光景。

「にゃんにゃん、大丈夫?」
「うん!平気だよお!それより早く修学旅行の班決めようよ!」





─5月


「わあ!新幹線だあっ♪」
「にゃんにゃん、暴れない暴れない。」
結局班はにゃんにゃんと恵実と友梨になった。

「ミッキー…待っててねぇ」
にゃんにゃんの発言に笑いがおこる。
「友梨はプーさんだなあ。」
「めぐゎあ美味しいご飯っ」
「意味わかんないっ」

こうして、楽しい新幹線の旅がスタートした。



「せえのおで!」
─トンっ
「ディズニーだあっ♪」
「パイレーツに走れぇっ」
私も初めてのディズニーに興奮した。

「陽希~次だよ次!」
「パイレーツだよっ」