今日は1人で帰ろ。そう思っていた時

「亜美帰るぞ」

凌が迎えに来た

「えっ?」

いつものように手を繋いでくれない。
でも拒否してしまうなら、繋がない方がいい
そう思った

「俺んち行こう」

私の前を歩く。今までこんなことはなかった
必ず私の左側を歩いていてくれたのに

悲しくて泣きたくなる。でもグッと息を止め我慢した

「先上がってて」

凌の家に着き、凌に言われた


「うん」

私は部屋に行き凌が来るのを待った