夜になりコンビニに行こうと思い、携帯と財布を持ち家を出た

昨日の夜からご飯を食べていないのにお腹が空く訳でもなく、
お茶だけを買いコンビニを出た

帰る途中、凌といつも来ていた公園に寄ってみた
一人ブランコに乗りいつも私の隣には凌がいたことを思い出し。

「1人は嫌だよ」

考えるだけで涙が出てくる
どれだけ涙を流したのだろうか
凌のことを考えるだけ切なくなる

「ねー1人?」

ビックリして振り向くと見知らぬ男が2人、私の横にいた

「泣いてんの?慰めてあげるよ」

私はヤバイ。すぐにそう思った
『逃げなきゃ』ブランコから立ち上がり、逃げようとした瞬間

グイッ

手首を掴まれ、振り払っても相手は男で私の力など及ばない

「嫌だ、離して」

「めちゃくちゃかわいい。俺のタイプ」

目が笑っていない。怖い。凌、助けて

「あっち連れて行こうぜ」

私は2人の男に抱えられ人気のない所に連れて来られた
ここは民家がなく私は『もうだめだ』と思った
でも精一杯抵抗をした

「イヤッー助けて!凌ー」

芝生に体を投げ捨てられ、私は着ていた服を破られた

「離してやめてー」

「うるせんだよ。黙れや」

私は頬を殴られた。痛さと恐怖で体の震えが止まらない
声が出なない
『凌ごめんなさい』ただこの言葉だけを心の中で言った

1人の男が私の頭の上で手を押さえ、
もう1人の男は私の上に乗って私の胸をわし掴みした

「いい身体してるじゃん」

私はただ涙が出るだけで何も出来なかった

「あんたら何やってんの?」

目を開けて見ると、背の高い男の人が立っていた
高校生?この制服は白樺高校の制服

「助け…て…」

やっとの思い出声を出した

その瞬間