凌の顔が見えない状態がチャンスだと思い、
口を開いた

「凌…」

「うーん?」

「私ね……私、今日は凌と…うんと…」

私から誘っているみたいだ

「なに?どうした?」

「私、凌のものになりたい」

言ってしまった

恥ずかしさのあまり、両手で顔を塞いでしまった

すると凌は後ろから前に来て言った