私の脈が早くなる

あまり長く入っていると
凌が心配するから、まず上がらないと・・・

先週、由里と下着を買いに行った

『勝負下着買いに行こう』と、誘われた
行ったはいいが、あーでもないこーでもないと言い、
いやらしい下着ばかり私に進めた
『ありえない、無理』そう言って、
自分の好きなピンクの上下を買った

「これで大丈夫かな」

だんだん不安になり、自信がなくなってきた

でも勇気を持って行かなくちゃ、
と思い自分で自分を励ました

部屋のドアを開けると凌はベットの上に寝転んでいて

「亜美おせぇよ。髪乾かすぞ」

前に泊まった時のように髪を乾かしてくれる

髪を触られるだけで
ドキドキしてしまい今日の私はかなり重症だった

「よし、いいぞ」

と言い、後ろから抱き締められ凌の顔が耳の横にきた

心臓が壊れそうになる