「亜美。高校卒業したら…結婚しよう」

「プロポーズ?」

「そう、ちゃんと返事ちょーだい」

結婚。まだまだ幼い私達だけど、
私には最高の言葉だった
これからの未来どうなるかわからないけど、
今は小さな約束が未来へと続く希望

今を大切にしたいと思った

「私でよければ」

私は嬉し泣きをしてしまい、顔がグチャグチャだった

「私が凌を幸せにしてあげる」

「ばーか、俺のセリフじゃん」

凌は私のおでこを軽く叩いた

「エヘッ」

「俺が亜美を幸せにすんの」

照れくさそうに私を抱き締めた

「凌のそばに居られるだけで幸せだもん」

「今の気持ちを大事にしような」

「うん」