春休みもあっという間に終わり、もう4月になっていた

あの日、空港で健太に電話をし、着信を残したのに結局、何も連絡はなかった

テレビも雑誌も見ることがないので、Blacksが今、どういう状況なのか、私にはわからなかった

私と凌は3年生となり、最後の高校生活となった・・・


いつもと変わらない毎日だった

凌は私には優しく、いつも私を大切にしていてくれた。私はそれに寄りかかり、凌のそばにいた