寒くて、急いでライブハウスの戸を開けた
「マスターこんにちわ」
「おっ、久しぶりだな」
「あっ、はい。また使わせてもらいます」
そう言って、いつもの休憩室に入った
「亜美ちゃーーーん!!」
キャッ
咲ちゃんが私に抱きついてきて、びっくりしてしまった
「見て!見て!」
あまりにも興奮しているので何があったのか私にはわからなかった。ただ、雑誌を広げ私に見せた
「私と健太?」
健太が近づき
「どうした?・・・何で俺と亜美載ってんの?」
高校生の間でとても有名なファッション雑誌だった
私も何度か読んだことがあったが最近買わずにいた
その雑誌の『あなたの街のベストカップル』という見出しに私と健太が載っていた
健太が私の肩に手を回し笑顔で写っていた
「あっ、これ咲ちゃんから貰った写真だよね?」
「そうなのそうなの!私写真送ったって言ってたじゃん。この雑誌に送ったの。そしたらねぇー亜美ちゃん達載っちゃったじゃないのぉぉーー」
目を大きく開き興奮状態の咲ちゃん
「でねでね、これで優勝したカップルはねっ、沖縄旅行に招待なのぉーー」
「咲ちゃん落ち着いて。そんな優勝なんてありえないですから」
ただ載っただけなので私は別に冷静で沖縄旅行のことなどなんとも思わなかった。世の中もっと素敵なカップルなんて山ほどいるし・・・
「へー沖縄行きてぇ」
健太が私の顔見て言った
「こんないっぱいの中から選ばれることなんて絶対ないよ」
「これ投票なの。携帯からの投票で決まるから私、投票するから」
「咲ちゃん、いいですよ」
「何言ってんの!ここに載った以上最後まで勝ちに行くわよ」
やる気満々の咲ちゃんはこぶしを握りガッポーズをした
「いい?みんな亜美ちゃん達に投票するのよ!」
そばにいた、学くんと龍くんが
「はいはい」
と返事をした
「あとで由里ちゃん達にも言わなくちゃ」
張り切っている咲ちゃんに何も言えず笑って誤魔化した
「マスターこんにちわ」
「おっ、久しぶりだな」
「あっ、はい。また使わせてもらいます」
そう言って、いつもの休憩室に入った
「亜美ちゃーーーん!!」
キャッ
咲ちゃんが私に抱きついてきて、びっくりしてしまった
「見て!見て!」
あまりにも興奮しているので何があったのか私にはわからなかった。ただ、雑誌を広げ私に見せた
「私と健太?」
健太が近づき
「どうした?・・・何で俺と亜美載ってんの?」
高校生の間でとても有名なファッション雑誌だった
私も何度か読んだことがあったが最近買わずにいた
その雑誌の『あなたの街のベストカップル』という見出しに私と健太が載っていた
健太が私の肩に手を回し笑顔で写っていた
「あっ、これ咲ちゃんから貰った写真だよね?」
「そうなのそうなの!私写真送ったって言ってたじゃん。この雑誌に送ったの。そしたらねぇー亜美ちゃん達載っちゃったじゃないのぉぉーー」
目を大きく開き興奮状態の咲ちゃん
「でねでね、これで優勝したカップルはねっ、沖縄旅行に招待なのぉーー」
「咲ちゃん落ち着いて。そんな優勝なんてありえないですから」
ただ載っただけなので私は別に冷静で沖縄旅行のことなどなんとも思わなかった。世の中もっと素敵なカップルなんて山ほどいるし・・・
「へー沖縄行きてぇ」
健太が私の顔見て言った
「こんないっぱいの中から選ばれることなんて絶対ないよ」
「これ投票なの。携帯からの投票で決まるから私、投票するから」
「咲ちゃん、いいですよ」
「何言ってんの!ここに載った以上最後まで勝ちに行くわよ」
やる気満々の咲ちゃんはこぶしを握りガッポーズをした
「いい?みんな亜美ちゃん達に投票するのよ!」
そばにいた、学くんと龍くんが
「はいはい」
と返事をした
「あとで由里ちゃん達にも言わなくちゃ」
張り切っている咲ちゃんに何も言えず笑って誤魔化した

