今日は使われていない、図書室に入った

「大丈夫か」

そう言って、私をソッと抱き締めた

「すんげぇむかついた。こんな格好してるからだよ」

と言い、奥の本棚に連れて行かれ激しいキスをしてきた

アッ…ンンッ

息がうまくできなくて苦しくて、健太くんのシャツを強く握った

「亜美、やべぇ」

イヤッ…ン…

立ってられなくて、力が弱くなっていく

「亜美」

誰もいない図書室で声だけが響き、私達はその場で一つになった

「ごめん」

「ううん」

「まだその格好でいるの?」

「まだかな」

もう一度私を抱き寄せ、私の首筋に赤い印を付けた

「また声掛けられたら嫌だから」

「うん」

なんだか嬉しくなって、健太くんの首にしがみつき、私も健太くんの首に赤い印をつけた。なんだか恥ずかしい

「俺は亜美のものな。さっ、行こうか」

と、私を立たせてくれた