「凌、私達別れよう」

凌が突然のことで驚いている

「ただ遊んでただけじゃん」

「私知ってるんだ。凌が学校休んで誰といたか。見たんだよね。もうあの時から私の気持ちは決まってたのかもしれない」

「あれは慎と飲みに行って、そこで知り合って・・」

「じゃあなんで用事って嘘つくの?今だって一緒にいるじゃん」

「亜美が冷たいから…」

「私が冷たいと他の女といるの?私がそんなことしたら凌どんな気持ちになる?」

「もう・・信じられ・・ない」

私は何が切れてしまい、涙が止まらなくなった

「俺は別れない」

「私は凌の都合のいい女じゃない。もう悩むのも泣くのも嫌なの…」

凌は俯いたまま何も言わない

「今日で1年ってこと知ってた?」

凌はハッとした

「知ってたらここにはいなよね。凌の気持ちはそんなもんなんだよ」

「亜美、考え直して」

「凌言ってることとやってることが矛盾してる」

「俺、亜美が俺と別れるはずがないって自信持ってて、自惚れてた」

今更そんなこと言うの?私は凌のなんなの?

「凌、ばいばい」

私は凌の目見てはっきりと言った