一人で家に帰るとすぐ凌から着信があった
私は出るか出ないか迷ったけど、
出ることを辞めた
寝る間に何度も着信があったけど、
電源を切り私は眠りについた
朝、起きて今日一緒に行くことを悩んだ
「どうしよう・・・」
準備をしながら時計を見る
もう家を出ないといけない時間で・・
とりあえず行こう
そう決めて歩道橋まで向かった
いる・・・凌が歩道橋の下で待っている
その姿さえ私は愛しい
でもその反対に裏切られたということが私には辛かった
「亜美っ」
「あっ、おはよう」
「昨日なんで電話くれなかった?俺、待ってたんだぞ」
「あっ、忘れてた。帰ってすぐ寝ちゃって」
「そっか。じゃあ行こう」
至って今までと変わらない普通の凌で、
あの時見た凌と女は何だったのかと錯覚してしまう
でもあれは現実であって、幻ではない
凌が私の手を握ろうとした時、私は手を引っ込めてしまった
「どうした?」
不思議そうに私を見た
優しくしないで。そんな顔で私を見ないで
「今日は手繋ぎたくない」
凌を汚いと思ってしまった
ほんとは何もないのかも知れない
ただの友達かもしれない
いい方に考えることも出来る
でもやっぱり私は疑うことしか出来なかった
「わかった」
手を引っ込めた私に言った
「俺、亜美のこと体だけなんて思ってねぇよ。あの時はごめん」
今になって謝るの?
「どうして次の日学校休んだの?私何度も電話したけど電源切れてたよ」
凌はヤバイという顔をした
「寝坊して今日は休もうって思ってまた寝たよ。携帯は充電なくなって切れてたんだ」
「そうなんだ」
嘘
あの日のことを隠した
私は凌が浮気したと確信した
私は出るか出ないか迷ったけど、
出ることを辞めた
寝る間に何度も着信があったけど、
電源を切り私は眠りについた
朝、起きて今日一緒に行くことを悩んだ
「どうしよう・・・」
準備をしながら時計を見る
もう家を出ないといけない時間で・・
とりあえず行こう
そう決めて歩道橋まで向かった
いる・・・凌が歩道橋の下で待っている
その姿さえ私は愛しい
でもその反対に裏切られたということが私には辛かった
「亜美っ」
「あっ、おはよう」
「昨日なんで電話くれなかった?俺、待ってたんだぞ」
「あっ、忘れてた。帰ってすぐ寝ちゃって」
「そっか。じゃあ行こう」
至って今までと変わらない普通の凌で、
あの時見た凌と女は何だったのかと錯覚してしまう
でもあれは現実であって、幻ではない
凌が私の手を握ろうとした時、私は手を引っ込めてしまった
「どうした?」
不思議そうに私を見た
優しくしないで。そんな顔で私を見ないで
「今日は手繋ぎたくない」
凌を汚いと思ってしまった
ほんとは何もないのかも知れない
ただの友達かもしれない
いい方に考えることも出来る
でもやっぱり私は疑うことしか出来なかった
「わかった」
手を引っ込めた私に言った
「俺、亜美のこと体だけなんて思ってねぇよ。あの時はごめん」
今になって謝るの?
「どうして次の日学校休んだの?私何度も電話したけど電源切れてたよ」
凌はヤバイという顔をした
「寝坊して今日は休もうって思ってまた寝たよ。携帯は充電なくなって切れてたんだ」
「そうなんだ」
嘘
あの日のことを隠した
私は凌が浮気したと確信した

