「あっち向いてて」

「いいじゃん。もう見てるし」

「それでも恥ずかしいの」

私はタオルで隠しながら湯船に入った

ギュッ

私の後ろから手を回し、
包みこむように抱きしめる
明るい所だし、裸だし
恥ずかしい

「こういうのいいよな。なんか安心する」

私も確かに安心した

「うん。ほんとだね」

ゆっくりと入り私達はお風呂場から出た

「亜美なんか飲む?」

「うん、お茶」

火照った体に冷たいお茶がおいしいかった

「亜美、おいで」

凌のそばまで行くと私を抱き抱えベットまで運んでくれた