大我は泣くなよっていいながら涙を拭ってくれた





「なんか大我がいつになく優しい…」



「あ゛!?

俺はいつでも優しいっつーの」




「どこが!?

バカだしチビだし自己中だしいじわるだし



なんであたし大我のこと好きになったんだろ?」



「沙姫…

何気に言ってること相当ヒドいよ?


それが彼氏に対する言い分かよ」




「彼氏の前に幼なじみじゃん」




「お前さ


本当に俺のこと男として見てる?(焦)」




「ん~…?


さぁ?(笑)」


満面の笑みで大我を見る



ホントはちゃんと見えてるよ


でもあたしが素直にそんなこと言えるわけないじゃん


だからついかわいくない態度をとっちゃうんだよね