あたしは気づくと家に帰ってきていた



「くぅ~ん?」



ランちゃんが心配そうにあたしを見ていた






ランちゃんを抱きかかえ


「……っ…ラン…


あたしなんで泣いてるのかなぁ…




あたし…

あたし……」




気づいてしまった

この気持ちに……



胸の奥がぎゅっと痛くて


モヤモヤして



切なくって




でもうれしくって…






あたしは…


大我が好きなんだ……