「え?だから、リハビリよ」 「今でも頑張ってるけどな」 なんだろ…。 蒼ちゃん、機嫌が悪い? 「分かってるけど、早く一緒に歩きたいもん。いろんな所に行こうよ?」 「うるせぇな!何だよ未来」 病室に響き渡る大きな声で、蒼ちゃんはあたしを怒鳴った。 「頑張れ頑張れって、正直、お前が負担」 「え…?」