「あ~!」 何よこれ! カバンがズタズタ…。 傷つけられて、ボロボロになってる。 もう~。 今日は、蒼ちゃんに会いに行くのに。 何て事してくれたのよ。 「もうすぐ卒業なんだから、いいでしょ?」 呆然とカバンを見つめていると、優子がやって来た。