重々しい道のりを歩いて、いつものように、遅刻ギリギリで教室に入る。 遅刻しても、呪われたくない教師は怒らないのだが。 「来てるよ…」 「早くクラス替えしたいわ」 「消えて欲しいな、まじで」 「しっ。悪口言ったら、殺されるぞ」 この学級では昔、生徒が1人死んで、3人負傷した。 俺の能力のせいだった。