翌日。よく寝て、久しぶりにスッキリ目覚めた。


ミイは1点をジイッと見つめている。まるで幽霊がそこにいるかのような、集中ぶり。



「ほい。食べろ」


食パンに卵エッグを乗っけ、ハムをつけ足した朝食だった。


ミイはしばらくそれを観察していたが、やがて何処か嬉しそうに咀嚼し始めた。