その後。 必死に説得した結果、少しの間だけ公園で会うことにした。 もう死んだのだし、俺の能力は消えたのじゃないかと問うと、「消えない。魂がある限り」とミイに返された。 最期まで、芽惟とたくさん会話出来ないのは、少し寂しかった。 まあ、こんな俺を気にかけてくれる人間がいたことは幸いだった気がする。