「…俺だけ、死ぬんだ」 納得するように、言い聞かせるように、俺はつぶやいた。 俺の側にいたから死んでしまった、友達、親、兄貴。 きっと、死の連鎖はこれで止まる。 なあ、皆。 ――――ゴアァァァァアア―――― 「…っ!!」