ちょっ…!?何かスゲー眩しい!


「優斗おおぉぉお――――!!」


手を、伸ばした。


少しだけ、光が凶器になりそうで怖いとか思う。



そう…使い方によっては、凶器にさえ成りうる。


と、いうことは味方にもなるってことだ。


「海渡――――」


ポケッとした優斗の腕を掴む。優斗は不思議そうだった。


「帰ろう。お前が、望む居場所へ」


「……俺が…」


光が収束していく。


光がまとまって、俺と優斗を包んでいるのだ。