水玉世界―相対する生死―


「…か…いと…」


優斗だ。やっと、やっと会えた。


走り出し、優斗に近づく。


「え?」


だけど、触れられなかった。


透明な…優斗の体。


「…何で来たんだよ。もう、終わったはずだろ?」


「ぉ…終わってなんかねえ!!何も…何も言わないで…。 勝手に死なせるかよ!!」


お願いだ、分かってくれ。


へったくそな、俺の気持ちと言葉を。


親友だから。


大切な仲間だから。