3人に近づいた足が止まる。


俺の大事な家族が、温かそうに歓迎している。



「優斗、起きろよ」



でも…動く事が出来ない。


だって、この声は…



「――――また、バカやるんだろ?」



俺の…大切な、大切な。



「俺ら、親友だもんな」



"今の"とても大切な親友の声だから――――




――――ガシャアァァア…!!