無理やり、口を塞ぐケイタの手を振り払い、叫んだ。 「ケイタだって、人間なんだよ――――…!!!」 人間には心がある。 喜び、怒り、哀しみ、楽しむ。それは人間の誇り。 悪霊だろうが何だろうが、どこにも2人といない、人間なんだ。 「わっ…け、ケイタ…!?」 いきなり自由にされた。 意味が分からず、その場で呆然と突っ立つ。 「何で…」 「海渡!!」 ――――ギイイイイ、ゴカンッ