水玉世界―相対する生死―


じっ、地震!?


いやいや、こんな世界で地震なんか起きるもんじゃないだろ!!


「おいっ、何なんだよコレ!!」


そう叫んだ瞬間、ケイタの姿が白い中に崩れ落ちた。


倒れた。糸の切れた人形のように。


「…おい?」


一瞬嵌められたかと思う。


が、ケイタは倒れ伏せ足掻き、涙を流していた。


「……独りはもう嫌だ……」


小さく。


まるで、今まで言えなかったことを呟くみたいに。