「…優斗。こんにちは」


「ちわ」


芽惟が微笑みながら、淡いピンクのワンピースで俺を迎えてくれた。


家でも、こんな格好なのか…?女子って謎だ。


リビングに通された。


「久しぶりだなぁ、こんな近くでいっぱい喋れるなんて」


芽惟の上機嫌さを監察しながら、俺は出された紅茶を飲み下す。


うん。コーヒーが好きだな。