水玉世界―相対する生死―


「大丈夫。海渡の安否は、私が確認出来る」


頷く。海渡が無事で居てくれれば、それでいい。


最初で最後の友人。


俺はこの宝物を、守らなくちゃいけない。


「よっしゃ」


海老フライを口に放り込む。


ミイは、一瞬だけ――――笑ったような気がした。



「負けねえ。」



俺は、戦うことを決意した。