水玉世界―相対する生死―


「遮断機…優斗の死に関係する…」


ミイのフォークから、海老フライが落ちる。気づいてないらしい。


ミイは1つのことにしか集中出来ないようである。


いつも、同時に熟そうとはしない。



「…私に似た人物…?」



海老フライを奪い取り、口に放り込んだ。これにも気づかない。


「ミイと同じ役割してる奴が、居るのか?」