水玉世界―相対する生死―


家に帰った。


ミイはまた、俺のベッドに乗っかった。ただし、正座ではなく体育座り。



今日の夕飯は、海老フライにレタスくらいにしようと思う。


スーパーの海老フライを揚げ、レタスを裂いて皿にペイッと入れた。



ミイは盛り上がった皿を机に持って行く。



「いただきます」


「……いただきます」


合掌も朧げに覚えているらしい。