ナイショなダーリン-R&M-

「とにかく絶対言うな」


「分かってる」


「バレたら僕の仕事は終わる」


「仕事?まって、ひとつだけ……」


コーラを飲み終え帰ろうとするルイを引き止めた。


「あたしと、友だちになってくれない……?」


ルイの顔が引きつっていた。




あたしは備え付けの浴衣のまま、部屋に戻ることにした。
その間もずっと、ルイのことを考えていた。

もし自分が男として生きることになったら?
困ることばっかりだよ。

トイレだって、お風呂だって。
女の子は大変なんだよ……

ルイは意外にもこのマンションの1階に住んでいた。

あたしが完全になついたのが気に入らないのか“犬みたい”と言って去っていった。


犬……って?