ナイショなダーリン-R&M-

「あ、呼びましょうか」


「いいんだ、私は最後で」


「そうですか……」


「君は、みくさんといったね。業界に興味はないのかい」


「そんな、あたしなんて」


ぶんぶん、思いっきり手を振って、否定する。
あまりの否定っぷりに、笑われてしまった。

時間はあっという間に過ぎていく。
あたしはそのおじさんから名刺を受け取り、一旦席を外した。

“鈴木”という名が目に入った。


グラスを回収し、ライトの方へ向かうことに。

女の子たちがカウンターを占領している。
無理もない、テルに会えるBarなんだ。

言葉を交わさず、奥に向かおうとした。


「おいバイト」


え……