ナイショなダーリン-R&M-

「ほんと素直、お前」


「誰が命令してんのっ」


「誰?」


クッといたずらっぽく笑ったけど、真剣な手つきでネクタイや襟を調整してる。

奥からヒールのあるブーツを出してきて、履くように言った。軽く髪をピンでとめたりもした。

本職……なんだ。


「完成」


鏡の前にあたしを立たせ、自慢げに腕組した。


「う……そ」


それはあたし、なのにあたしじゃなかった。
こんな風に大胆な服装、似合うわけないって思った。

シャツの谷間からチラリと覗く黒いブラは、まるで衣装の一部のようで。

短いスカートだって、ブーツによっていやらしくない。
それに……


「どう?」