「好きなんだろ?そいつが」 「だとしたら?」 「そいつの邪魔していいの?」 「だめだよっ……」 「クッ……そんな睨まないでよ。まだ何もしてねえよ?」 「二葉さんっ」 まじで何考えてんの? 何が言いたいわけ? 謎すぎる…… 「似合ってるよね、それ」 店で無理矢理着せられた、真っ白なワンピースドレス。 レースがいっぱいで、まるで…… 「お嫁さんみたい、じゃん」 「違います」