ある時、少女は森の中を歩いていた。


とても天気のよい朝...だった。


だがこの日、少女は絶望的な気分に遭うことになる。





少女は木々と会話をしていた。


「今日は良い日ね。」


“そうだな。”


“だが明日は降るだろう。”


「そんなこと言わないで。
明日の事はどうだっていいの。」


少女が頬を膨らませた瞬間。


ガサリ、と言う音がした。