精霊のいる森で。

そしてその後、
幼女は初めて会う父に、母のことを話した。


「あのね、お母様はとても美しい人なの。」


「あぁ、知っているよ。」


「それで、森と話す事ができるの。
私にはできないけど。」


「…君の母は、昔から何も変わっていないな。」


男は笑った。


「さぁ、続きはまた明日にしよう。
今日はもう寝るといい。」


「…?」


「行くあてなどないだろう?
ここに住めばいいさ。」


男は幼女にそう言った。


そして、娘は、この村で、幸せにくらすことになる…