少年の姿を、前回会った所と同じ所で見つけた少女は、少年に駆け寄った。


そして、思わず抱きついた。


「…会いたかった。」


少年も少女を抱き締める。


少女の鼓動を自分の腕の中に感じた少年は、「僕も」と言う。


2人は久しぶりに隣を歩き、
話をし、
幸せな一時を過ごした。