精霊のいる森で。

やがて祖母は同じ事しか言わないようになり、
まったく動けなくなり、
急に苦しみだしたりするようになり...


そしてある朝、布団の中で冷たくなっていた。


少女は少しだけ泣いた。


でもこれからは1人なのだからと、涙を拭ってすぐに立ち直った。


少女は祖母のお葬式をするために家を売り払い、全財産を使ってしまった。


葬儀の前、少女は祖母の枕の横に置かれていた小瓶を手に取った。


すぐ傍に、手紙があった。