少女は物ごころついた時から、祖母のもとで暮らしていた。


少女は祖母の元で幸せに暮らしていた。


穏やかな日常だった。


毎日が楽しく、幸せだった。


朝起きてから川の水を汲んで洗濯物をし、
畑の仕事を少し手伝い、
午前中は終わり。


午後は、買い物や洗濯物を畳むなどをしていた。


夜にはベッドの中で、
祖母の物語を聞く。


少女は祖母の話す物語が大好きだった。