精霊のいる森で。

少女は素直に答えた。


「私、死のうと思うの。」


“死ぬ?そんなことができるはずがない。”


“おまえが死ねば、森も死ぬ。
それでもいいのか?”


「いいわ。それで。」


これまで好いていた森など、
どうでもいいと少女は言った。


湖にはある考えがあった。


“おまえを死なす訳にはいかない。
だが、触れた人全てを滅ぼしてしまうと言う力をなくしてやろう。”


この湖は“再生の湖”と呼ばれる、有名な湖だった。


そして、その湖は、本当に少女に新たな運命を授けたのだ。